どうもtttです。
少し前に、世界的に有名な浮世絵師
"葛飾北斎"
の展覧会に行って来ました。
もしかしたら、『北斎?誰それ?』状態かもしれないんで、世界的に有名な作品をいくつか紹介しておきます。
■冨嶽三十六景 凱風快晴(赤富士)
■富嶽三十六景 山下白雨(黒富士)
■富嶽三十六景 神奈川沖浪裏
これらの作者ですね。
一度は見たことがあるんじゃないでしょうか。
で、この葛飾北斎、絵が上手いのはモチロンなんですけど、人物として非常に興味深いんです。
まず、1つ目の興味深いポイントは、異常なまでの改名歴ですね。
彼は、生涯で30回も改名してるんです。
有名な"北斎"はその一つでして、「春朗(しゅんろう)」「辰政(ときまさ)」みたいな割と普通な名前もあれば、「雷斗(らいと)」「九々蜃(くくしん)」「土持仁三郎(つちもちにさぶろう)」みたいなアニメキャラっぽいのもあるし、「画狂人」「画狂老人」「天狗堂熱鉄」みたいな中二病 丸出しの名前までと振れ幅が半端じゃない。
てか、「天狗堂熱鉄」ってね・・・。完全に黒歴史レベル。
で、中でも一番意味不明だったのが、「卍」です。
これよっぽど気に入ってたのか、絵の中に"卍マーク"をチョコチョコ入れてるんです。
例えば、石灯籠の火袋を卍にしたりとかね。
(ちなみに、火袋ってのは窓枠です。明かりが見えにくいので、卍型の火袋はありません。)
自由にやりすぎです。ただ、絵がすこぶる上手いから何も言えない。実力でねじ伏せるスタイルです。
で、2つ目の興味深いポイントは、引越し魔がひくレベルの引越回数の多さですね。
これがもう凄いのなんのって、生涯で93回も引越してるんです。
凄いときは、1日3回引越しするという達人っぷり。
こりゃもう女性誌のアンケートで、【お金が貯まったら何がしたいですか?】⇒『やっぱり引越し!!』と答える女性も真っ青の引越し回数に違いない。
んで、この引越し理由がまたすごいんですよ。
【絵を描くことに集中しすぎて部屋が汚れる】⇒『よし、引っ越そう』みたいなノリでやってたらしいです。
ちなみに、部屋が汚れる理由は3食出前をとって、食べ終わった容器をその辺に捨ててたからだとか。
絶対に臭い。元祖ゴミ屋敷かもしれない。
そうなってくると、1日に3回引っ越した理由が不明すぎるんですけど、ここら辺の謎っぷりがまた葛飾北斎なんだと思います。
で、3つ目の興味深いポイントは、お金に無頓着すぎるですね。
北斎は他の絵師の倍ほどの制作費を貰ってたそうですが、お金が入った包みは開けもせずに放置したまま・・・
んで、貯めてたツケの請求が来たら、そのまま包みを投げつけて終了・・・みたいなことをずっとやってたみたいです。
ちなみに、足らなかった場合は追加で請求されるけど、多すぎた場合は何も言われなかったそう。
そのせいで、生涯お金に困ってたらしい。
アホですわ!アホですわ!アホですわー!!
まぁ他にもいろいろ興味深いポイントはあるわけですが、ザックリとまとめると・・・
- 絵を描くこと以外無頓着
- ゴミ屋敷製造機
- 引越しの達人
- チャンピオンクラスの中二病
- 稼ぐけど貧乏
- 不潔
- コミュ障
これにプラスして・・・外出時は、杖をつきながら謎の呪文を唱えて生涯現役で絵を描き続けた。
それが"葛飾北斎"なのであります。
リアルに関わり合いになりたくはないけど、底が知れない魅力に溢れすぎぃ!!
で、そんな北斎の絵を展示会で見てたんですけど、もうね・・・『上手い・・・』の一言なんですよ。
語彙力なんてどこかに消え失せました。とにかく上手いんです。
デビュー時から既に上手かったんですけど、描けば描くほどレベルが上がってる。
デビューから10年後の作品とかヤバすぎです。
雷雨の中、刀を振りかざす侍には、チビってしまうほど鬼気迫るものがあるし、
飛脚の発達したヒラメ筋には、日々走りまくってる光景が見えたし、
皆がくつろぐ茶屋には、下町の情緒が溢れてました。
なんていうかその、絵に魂が宿ってる感じ。
で、この凄すぎる北斎先生ですが、普通の絵ばかり描くんじゃなくて、いろんなジャンルに挑戦してるんです。
例えば、子供が見たらトラウマ確定のおどろおどろしい妖怪を描いた百物語シリーズとかね。あと、春画・・・いわゆる"エロ本"の喜能會之故眞通(きのえのこのまつ)シリーズなんてのもあるんです。
で、そんな数々のシリーズの中に"北斎漫画"っていう、イラスト集のようなものがあるんですけど、これがもうtttのハートをブチ抜きましてね・・・
思うわず、こんなグッズまで買ってしまいました。
どうですかこれ?
クリアファイルなんですけどメチャ良くないですか。
この人のドヤ顔とか最高です。
この手の込んだ顔芸も捨てがたい。
頑張りすぎて、後で鼻が赤くなるやつですね。
これはもう若手芸人並みの頑張りっぷりです。
鼻の上の盛り上がりを見る限り、貫通してまうレベルで力を入れてますね。
軽く血が出てることでしょう。
ちなみに、これだけ楽しませてくれて入場料は1,000円でした。
(グッズは400円ぐらいだったはず)
3時間ぐらい楽しみましたけど、いやー、最高の展覧会でしたね。
私も「天狗堂ttt卍」とかに改名しようかな。
あ、そうそう。
今回私は、"絵画"という「芸術」に触れたわけですけど、「芸術」に触れるって、実はアフィリエイトにも良いんですよ。
「芸術」に触れると"感性"が育つんです。
例えば絵を見て『これ好きだな~』と思ったとするじゃないですか。そしたら、自分の"好み"が分かりますよね。
で、自分の好みが分かったのなら、今回の私みたいに何かを買うかもしれないし、似たような作風の画家の展覧会に行くかもしれない。もしかしたら、自分で絵を描いてみるかもしれません。
そうすると、その事柄について、より知識が深くなっていくし『私はこう思う』的な自論なんかが出てくるんですよね。
こうやって"何か"を突き詰めてる人の話ってどうでしょ?
面白かったり、興味深かったりしませんか?
そんな人がオススメする作品なら見たくなるかもしれませんよね。
これ、アフィリエイトでも一緒です。
そのジャンルに精通してて自論を展開できるからこそ、『おぉ・・・なるほど。この人がオススメしてる商品なら良さそうだ』と、なるわけです。
『皆が良いと言ってるから良いと思う』みたいな、"右へ倣え"の思考停止状態では人の心を動かすような"良い記事"なんて書けません。
『自分はこう思った』と、書くから良い記事になるんです。
今、とてつもなく重要なことを言ってますよ。
今、とてつもなく重要なことを言ってますよ。
今、とてつもなく重要なことを言ってますよ。
まぁそんな感じですんで、自分が攻めるジャンルの勉強をするのは当たり前ですが、それにプラスして、音楽、舞踊、演劇、絵画、彫刻、陶芸、建築、映画・・・などなどの芸術に触れるってのは、めちゃんこオススメですよって話を「天狗堂ttt卍」がお送りしました。
あとがき
生涯を通して改名しまくった葛飾北斎ですが、90歳時点の名前は「画狂老人卍」だったみたいです。
やっぱり最後は、お気に入りの「卍」に落ち着いた模様。
いやー葛飾北斎ってマジ卍だよね。
と若者の真似をしてみる。
これ「マジ卍」の使い方あってます?
正しい使い方知ってたら教えてください。
ではまた。
メルマガ講座では、今まで鳴かず飛ばずだった方たちが結果を出せるようになった「9割の人ができていない"正しいアフィリエイトの取り組み方"」を語ってんで。
成功するために必須のプレゼントも渡してるから、しっかり学んでや。
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こんにちは!
北斎さんの絵は素敵ですね。
ありがとうございました。
ゆうさんどうも。
北斎漫画、超オススメでっせ。
またどうぞ。
tttさん
おはようございます!
でめきんと申します。
ランキングから来ました♪
葛飾北斎…魅力的な人だったんですね♪
絵以外の部分は初めて知りました!
『自分はこう思った』ということを
書いていきたいと思います!!
でめきんさんどうも。
この記事を読んだ結果『自分はこう思った』がイイ感じに出てるナイスなコメントですね。
とにもかくにも、北斎先生はサイコーなのです。
またどうぞ。
面白いですね。 いろんな観点があって素敵です。
いちユキさんどうも。
物事をいろんな角度から見れるようになると、幸せになれまっせ。
またどうぞ。
tttさん、初めまして
ランキングから飛んできました楓と申します
葛飾北斎ヤバいですね((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
絵は知ってしましたがどんな生涯だったかまでは知らなかったし一生知る事もなかったかと思います
ここまで絵だけに没頭できるからこそなんでしょうね(笑)
勉強になりました!!
ランキング応援して帰りますね♪
楓さんどうも初めまして。
自分のやりたいことを生涯続けるというノンストレスな人生だからこそ、平均寿命が44歳の時代に倍以上生きれたのかなーなんて思いますねぇ。
それはさておき、ポチありがとうございました。
またどうぞ。