
先日、外国人の友人に、『"を"と"が"の使い方って、凄く難しいデスー』と言われて、『あー"てにをは"ですか。難しいですよねー』と盛り上がりました。
どうもtttです。
外国人からすると非常に難しい「てにをは」ですが、実は我々日本人にとっても難しいんですよね。
実際、10年以上文章でご飯を食べてる私も、意識しないと普通に間違ってます。
(◉◞౪◟◉)< 私だけかな…?
まぁそれはさておき、会話ならそこまで気にならない「てにをは」ですが、文章となると"おかしさ"がモロに出てしまうんですよ。
最悪の場合は、思ってもいない伝わり方をして、キレられたり、揉めたりもしますね。
これ、どうにかしておきたいやん?
ってことで今回は、
- 「てにをは」とは何か?
- 「てにをは」の正しい使い方
- 間違いやすい「てにをは」の例
- どうやって直せば良いのか?
この辺をガッツリ掘り下げて語っていきます。
「てにをは」の正しい使い方を知って、正しく伝わる文章にしていきましょう。
目次
「てにをは」とは?

まず、「てにをは」って何やねん?って話ですが、ざっくり言うと、文章の意味や流れを整える助詞のことです。
このへんがそうですね。
正直、"助詞"は地味です。でも、役割は全く地味じゃないですね。
なぜなら、冒頭でも言ったように使い方を間違うと、意味がガラッと変わってしまうからです。
…なんて言ってもピンとこないと思いますので、ここから具体例を出しながら解説していきます。
「てにをは」の正しい使い方

まず、「てにをは」の使い方で気を付けたいのは、"自分の感覚で決めないこと"です。
大体、「てにをは」の使い方がおかしい人は『自分的にこっちが良いと思いました!』みたいなノリで選んでますね。
そんな、ソフトクリームをバニラにするかチョコにするか…みたいなノリで選んでたら、自分が思ってもいない伝わり方をして事故ります。
なので、「何となく」で選ぶんじゃなく、どう違うのかを理解して使いましょう。
ちなみに、多くの人が間違いやすいのが、下記の組み合わせですね。
- は / が
- を / に
- へ / に
- で / が
この4つの使い方をマスターするだけでも、文章の違和感はかなり減ります。
では、今から1つずつ例文を出しながら解説していくので、「自分の感覚が合ってるかどうか?」を確認しながら読んでみてください。
「は」と「が」の違い
まず、この2つの例文を読んでください。
- それは似合ってるよ
- それが似合ってるよ
どうでしょう?
随分、意味も印象も違いますよね。
もし買い物デートで、男性が女性に向かって『それは似合ってるよ』と言えば、『"それは"って…どーせこれしか似合いませんよ!!!』と、プンスカになるわけです。
でも、『それが似合ってるよ』と言えば、『中でもこれが似合ってるってことね』になりますね。
そんな、「は」と「が」の違いを表にすると、こんな感じです。
| 助詞 | 役割 | 使用例 |
|---|---|---|
| は | 話題の提示・対比 | 地球は丸い / 甘いものは好き |
| が | 焦点・主体・現象 | ネコが好き / 鳥が飛ぶ / 雨が降る |
基本的な「は」と「が」の使い分けは、話題として出すか他と比べるなら『は』、強調やハッキリさせたいなら『が』ですね。
じゃ次、いきます。
「を」と「に」の違い
では、この2つの例文を読んでください。
- 彼女を会わせる
- 彼女に会わせる
これは、かなり意味が違いますよね。
前者は、"彼女"を誰かに紹介すること。
後者は、"誰か"を彼女に引き合わせることになります。
そんな、「を」と「に」の違いを表にすると、こんな感じですね。
| 助詞 | 役割 | 使用例 |
|---|---|---|
| を | 動作の対象・通過点・起点 | 車を買う / 道を走る / 家を出る |
| に | 向かう先・相手・変化後の状態 | 公園に行く / 人に話す / 親になる |
基本的な「を」と「に」の使い分けは、対象なら『を』で、向かう先や相手なら『に』です。
じゃ次、いきます。
「へ」と「に」の違い
では、この2つの例文を読んでください。
- 東京へ行く
- 東京に行く
一見、どっちでも良さそうですよね。
でも、この1文字の違いで「どこに意識が向いているか」が、かなり変わるんです。
「へ」だと前の言葉が方向(向かう先)になって、「に」だと前の言葉が到達点(目的地)になりますね。
もっとわかりやすく言うなら、
- 「へ」は、コンパスの針がそっちを向いている状態(線)
- 「に」は、矢印が的に突き刺さっている状態(点)
です。
例えば、「17時までに会議室へ来てください」だと、“会議室の方に向かってください”という感じです。
一方で、「17時までに会議室に来てください」だと、“17時までにちゃんと会議室に到着してください”となりますね。
なので、基本的な「へ」と「に」の使い分けは、方向なら『へ』、到達点なら『に』です。
では、最後です。
「で」と「が」の違い
この2つの例文を読んでください。
- コーヒーでいいです
- コーヒーがいいです
これは随分印象が違いますよね。
「●●でいい」なんて、圧倒的妥協感が漂ってます。
「このメニューなら、もうそれでいいや…」みたいな。
対して、「●●がいい」は、自分の意思で選んだ感がありますよね。
なので、基本的な「で」と「が」の使い分けは、妥協や許容なら『で』で、指名なら『が』です。
例えば、彼女に向かって「お前がいい!」と言えば、ちゃんと想いが伝わるプロポーズになりますけど、「お前でいい」はぶん殴られて終了ですね。
_(:3 」∠)
てなわけで、間違いやすい4つの組み合わせについて解説しました。
ではお次は、「てにをは」を正しく直すコツについて語ります。
「てにをは」を直す3つのコツ
『理屈は何となくわかった。でも具体的にどうやって直せばいいの?』
というわけで、ここでは「てにをは」を正しく使う3つのコツについて解説しておきます。
1.助詞だけを意識して見直す
文章全体をパーッと見直してると、助詞のミスはスルーしてしまいがちです。
なので、「は・が・を・に・へ・で」このへんは個別にチェックすると良いですね。
それだけでも、「てにをは」のミスはかなり減ります。
2.音読する
これは、メチャクチャ大事です。
声に出して読んでみると、不自然な文章ってわりとすぐひっかかるんですよね。
なので、書いた文章は声に出して読みましょう。
音読の大切さは、下記記事でも語ってるので合わせてどうぞ。
3.正しい例文を読んで感覚を育てる
『おいおい!散々理屈で説明しておいて、結局感覚かよ!!』
なんて思うかもしれませんけど、理屈だけで全部処理するのって、逆にしんどいんですよ。
実際、私も全ての「てにをは」を理屈では覚えてません。
でも、正しい感覚が身に付いてからは、ほぼ間違うことなく使えるようになってます。
なので、例文をたくさん読んで、感覚的に覚えるということもやっていきましょう。
では最後に、「てにをは」の使い方でこれだけ印象が変わるんやで!?という例を、松本人志さん作詞の「チキンライス」で解説しておきます。
「で」と「が」の違いで、刺さり方はこんなにも変わる

歌詞を見てもらう前に、事前知識としてちょっと解説します。
「チキンライス」の歌詞は、"貧乏だった松本さんの子供時代"をベースに書かれてます。
お金は無い。でも愛はある。そういう感じ。
じゃちょっと、「チキンライス」の歌詞を見てください…と言ってこのブログに貼り付けたいところですが、歌詞の著作権違反になるので、それはできません。
なので、【チキンライス 歌詞】←これをクリックして読んでください。
(時間があるなら、歌も聴いておきましょう。)
さぁどうでしょうか。
長年、芸能人 長者番付TOP10入り常連だった松本さんからすると、クリスマスのご馳走に"七面鳥を買う"なんてのは余裕も余裕です。
でも、幼少期のご馳走がチキンライスだった松本さんにとって、七面鳥は豪華すぎて照れるわけですよ。
なので、チキンライスでいいんです。
でも…後輩芸人に言われるんですよね。『兄さん、クリスマスに七面鳥いかないんですか?』と。
(ここ、完全にtttの妄想です。)
『よっしゃ、じゃあ七面鳥いったろうやないかい!!』と言うことで、赤坂プリンスでクリスマスパーティーを開催です。
そして、でかいケーキと七面鳥をドーン!!
で、ひと通り"成功者のクリスマス"を味わった松本さんはこう言うわけです。
『チキンライスがいい』と。
でかいケーキ、赤坂プリンス、そして思ったよりでかい七面鳥よりも、湯気の向こうに家族の笑顔が見えるチキンライスがいいんです。
いやー、グッときますよね。
そもそも、「チキンライス」の最後の歌詞を、『"で"いいや』にしてたら、【CD 約19万枚】とか売れてませんから。
なんつってね。予想ですよ、予想。
(松本さんすいません。反省しております。)
てなわけで、まとめますと、「てにをは」は1文字変えるだけでも、全然意味が違ったり、相手を不快にさせたり、逆に喜ばせたり、感動させたりもできる。
だからこそ、いい加減に選ぶんじゃなくて真剣に選びましょう!と。
そういう話でした。
最後に
どうすれば「てにをは」が上手く使えるようになるのか?
これは、本文中にも書いた通り、正しい例文を読んで感覚を育てるのがイチバンです。
オススメは、正しい日本語で書かれた本などを読んで、ひたすらに書いてみることですね。
そしたら、正しい「てにをは」の使い方が、体に染みついてきます。
で、その結果どうなるのかと言うと…
『アナタの記事でいいや』じゃなく、『アナタの記事がいいや』になっていきますね。
(◉◞౪◟◉)< 神は細部に宿るってヤツですわ!
ではまた。
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tttさん
真島です。
いつもお世話になっています。
自分の書いた文章を読み返すと結構な確率で「てにをは」を間違えていることに気付かされます。。。
しかも正しく修正するのが割と難しい。
一文字の違いで伝えたいことの意味合いが大きく変わってしまう。それが「てにをは」。
非常に奥深いなと思いました。
そこでなんですが、もっと「てにをは」に関する勉強がしたいです。
tttさんが認めるようなオススメの本があれば読みたいのですが教えて頂いてもよろしいでしょうか?
お願いします。
真島さんどうも。
『相手(ユーザー)の気持ちを常に考えて文章は書きましょう』
と書いている私が、なぜオススメの本を書いていないのでしょうか。
そこら辺から私の気持ちを考えてみると、どうすれば良いのかはわかるはずです。
またどうぞ。
こんにちは
普段自分の言葉がどれだけおかしいか改めて実感しました
てにをは間違えるて相手をイラッとさせることもしばしば・・・^^;
意識して気をつけるようにします!
そのことに気が付かせて頂き感謝です!
ありがとうございます!
また訪問させて頂きます(^^
mityoさんどうも。
トーク中に間違ってるんでしょうか?
もしそうなら、仕方ないんじゃないのかと。
なんたって考えながら喋ってますからね。
私もよく間違えますし。
でも記事なら考える時間もあるし、修正もできるわけです。
だから気をつけませんか?ってことですね。
またどうぞ。
こんにちは。
ブログランキングからきました。
1文字が違うと印象が違ってきますね。
とても勉強になりました。
参考にさせていただきます。
ゆきぴさんどうも。
>1文字が違うと印象が違ってきますね。
↓
1文字違うと印象が違ってきますね。
と正してみる。
1文字こそ重要なのです。
またどうぞ。
「てにをは」だけじゃないかもしれないですが、テレビを見ていて、この日本語はおかしいんじゃないかなぁと思うものもあって、日本語の難しさを感じることがあります。
たった一文字でも印象が変わってきますしね。
yukoさんどうも。
日本語は難しいですよ。
ただ、その難しさが”日本語にしかない豊かな表現”を生んでるんですけどね。
ま、自分の言いたいことが正しく相手に伝われば何でもOKかと。
またどうぞ。
Manohiroと申します。
ブログランキングから訪問させて頂きました。
最近の若者は少し変わった表現をします。
ニュアンスでとらえなければならないようです。
勉強になりました。
今後も訪問させていただきます。
よろしくお願い致します。
Manohiroさんどうも。
若者に限らず、おかしい表現を使ってる人はいますけどね。
“人の振り見て我が振り直せ”ってヤツです。
またどうぞ。
おはようございます。
日本語は難しいですね。
一文字を間違えるだけで意味が
違ってきます。
勉強になりました。
ありがとうございました。
あきさんどうも。
完璧を目指すんじゃなくて、正しく伝わるように努力する。
これ重要です。
またどうぞ。