どうもtttです。
私、"日本昔ばなし"が大好きで、ほぼ網羅したんじゃないのかな?ってぐらい見てるんですよね。
で、そんな私が気に入ってる話の中の一つに、「和尚と山芋」ってのがあるんですよ。
これがもうね・・・ 相当イイ。
笑えるし、勉強になるんです。
特に、『アフィリエイトに取り組んでるけど、全然稼げるようにならん!!』とか『全くライティングが上手くならん!!』みたいな状態ならオススメですね。
というわけで、今回は「和尚と山芋」という物語を語っていきます。
是非アナタの糧にしてください。
では始めます。
絵や書道が激ウマな仙厓(せんがい)和尚
昔、博多の聖福寺(しょうふくじ)というお寺に、絵や書道が激ウマの仙厓(せんがい)という和尚さんがいました。
そんな仙厓和尚のお寺には、毎日のようにたくさんの人が尋ねて来ます。
『和尚さま!この掛け軸に描いてください!!』てな具合ですね。
で、この仙厓和尚の筆がとにかく凄い。
"あらかじめ下書きしていたのか?"と思うほど、サラサラ~とあっという間に見事な絵を仕上げてしまうんです。
来訪者は『おぉ~!!』と感嘆の声をあげ、感謝と共に懐からお礼の包みを仙厓和尚へ渡す・・・
『和尚さん!私にもおねげぇします!!』
そんな調子で次々と依頼が舞い込むという状態でした。
ここで、もう1人の重要人物「新米植木職人の木兵衛(もくべえ)」が登場します。
木兵衛は、仕事で聖福寺に来ていたにも関わらず、サボりながら腕組みして仙厓和尚の様子を見て一言。
『あれくらいの絵だったら俺でも描けらぁい!!へぇーんだ!!』
The 未熟。
そんな仕事もせずに突っ立っているだけの木兵衛を見た植木職人の親方は、バチギレです。
『おいこら怠けるな!ちゃんと草むしりせんかい!この新米!!』
口だけは達者な木兵衛は、親方にこう返します。
『なんだとこのヤロウ!!自分は木の上でかっこいい仕事ばっかしてさ!!俺には面倒なことばかり押し付けて・・・やってらんねぇ!!俺でも木ぐらい切れるわい!』
そう言いながら木兵衛は枝斬りバサミを持ちます。
(もう嫌な予感しかしないw)
親方が『おい・・・木兵衛・・・』なんて不安に思ってると・・・
木兵衛、暴走。
なんと、仙厓和尚が大事にしているツゲの木を、バッサバッサとメチャクチャに切ってしまいました。
もうワナワナ状態の親方。
木兵衛の胸ぐらを掴み、拳を振り上げ顔面にグーパンを入れそうな勢いです。
そんな騒ぎを聞きつけて、仙厓和尚が登場。
『これこれ、暴力はいかん。失敗は誰にでもあることじゃ。許してやりなさい。なーに、枝はまた伸びる。あんまり怒鳴っては体に毒じゃぞ』
和尚かっこよすぎやで・・・
余りに寛大な仙厓和尚に、親方も頭が上がりません。
(ちなみにこのとき、木兵衛は腕組みしてそっぽ向いてますw)
そして親方がポツリと呟きます。
『すんません、怒りたくは無いんですが、こいつと来たら楽をすることばかり考えとって・・・』
なんて言ってるところに、まさかの木兵衛が食い気味に反撃。
(もうやめとけ状態)
『あ~!!誰だって楽して金儲けしてぇ~~~よ!!俺はもうこんなきつい仕事なんて真っ平ゴメンだ!!!』
そう言ってテクテクとその場を去ってしまいました。
木兵衛が別方面でやる気を出す
寺から飛び出した木兵衛ですが、特にやることもないわけです。
なので、『なんか良いことないかな~』と、中学生みたいなことをボヤキながらテクテク歩いてました。
すると、寺から『ありがたや~ありがたや~』と言いながら、掛け軸を大事そうに持って出てくる老人がいるではありませんか。
すかさず木兵衛はその老人に質問です。
『なぜそんなに和尚さんの絵をありがたがるんだい?』と。
すると老人はこう言うわけです。
『そりゃ~こんだけ上手に描かれた絵なら、座敷がグワーン!!と引き立つやろ?それに毎日眺めとったら和尚さんの徳にあやかれるっちゅーもんやで』
その時、木兵衛に電流走る。
和尚さんの徳にあやかれる・・・?俺もあやかりたい!!
とは言っても、流石にタダで絵を描いてもらうわけにはいかないなぁ・・・どうしよ・・・
色々と考えた木兵衛の戦略は『タダで和尚さんを喜ばせよう!!』でした。
そして、その老人から、"和尚さんは山芋が好物"という情報をGET。
それなら俺にも手に入れれる!!ってことで、翌朝、山芋掘りに出かけます。
『ん~♪やまいもーやまいもー♪おしょーさんは、やまいもがだいすきー♪』と謎の歌を口ずさみながら。
山に到着した木兵衛は、和尚さんの徳にあやかりたい一身で山芋を堀りまくります。
汗だく&ヘトヘトになりながら、朝から夕暮れまで一生懸命山芋を掘り、大きな山芋を9本GET。
『よーし!これで十分だろう!!』
そう思って山芋を藁で包み、寺に向かって歩き出す木兵衛ですが、山芋を掘りすぎて疲れは既にピーク。それに加えて、背負ってる山芋がまた重い。
やってらんねぇ!! by木兵衛
途中で何度も休みながらバテバテ状態で寺の門まで来た頃、辺りはもう真っ暗でした。
木兵衛の企み、しかし・・・
一息つきながら木兵衛はこう思います。
ふー・・・山芋掘りはツラいな・・・じゃあそろそろ和尚さんに山芋を持って行くか。
・・・いや待てよ?
俺は朝早くから起きて丸1日かけて山芋を掘り、難儀してココまで運んだ。でも和尚さんが描くのはほんの一瞬。
どう考えたって全部和尚さんにあげる必要は無いな!!
『よーし!!』
木兵衛は自分なりに考えた結果、なんと茂みに6本の山芋を隠します。
そして、あのハゲにはこれで十分ですよ。と言わんばかりに、3本だけ藁に包み和尚さんのところに持って行きました。
『おう!和尚さん!1日がかりで山芋を掘って持ってきたぞー!!』と言いながら、ドヤ顔で藁を広げる木兵衛。
3本の山芋と、"大量の土が付いた藁"を見て、仙厓和尚が一言。
『ほぉ~!!1日で3本かいな?お前のような若い者ならもっと掘れるだろう?』
あわわわ・・・と、木兵衛 絶句。
『隠してもワシにはわかるぞ~半分減らしとるじゃろ?ホンマのこと言うてみ?』
と、更に突っ込む仙厓和尚。
そこで木兵衛はこう言います。
『おっ 俺は1日かけて山芋を掘った。けど和尚さんはチョコチョコっと描くだけっしょ?全部やるのはバカらしいと思ったとです』
笑顔で深く頷く仙厓和尚。
『なるほどのぉ、ちょっと見せたいものがある。ついておいで』
そう言って仙厓和尚は、木兵衛を寺の奥へ案内します。
そして、大きな扉を開けると、そこには余白が無いほど練習描きしてある紙が天井まで山積みに!!
余りの量に圧倒された木兵衛はポカン顔。
そして仙厓和尚はこう言います。
『ワシがお前にチョコチョコって書いてやる文字や絵はな、もう60年も稽古しとるよ』
木兵衛『ろっろくじゅうねん・・・』
仙厓和尚『それも1日として筆をとらん日は無いぞ。その証拠がこの紙じゃ。お前は確か芋掘りに1日かけてバカらしいとか言うとったな?』
木兵衛『あ・・いえいえ・・・そげな・・・』
木兵衛は大慌てで外に飛び出し、隠しておいた山芋を取ってきて和尚に差し出しました。
仙厓和尚『ハッハッハッ!!それにしても見事な山芋だ!これで好物の山芋がたらふく食えるわい!!』
木兵衛『えーへへへっ』
それからと言うもの木兵衛は、骨惜しみせず励むようになり、やがて腕の良い植木職人になりましたとさ。
最後に
さぁどうだったでしょうか。
今回はあんまり多く語る必要も無いかと。
まぁ60年も修行する必要はないですけど、チョコチョコって書いて稼げるようになるまでは、稽古が必要なんです。
そういや、tttブログの各記事のパーマリンクって、"記事タイトルと関連があるもの"にしてるんですよ。
一応説明しておくと、パーマリンクってのは、下のURLで言うところの【not-sell】のとこです。
https://affiliate-blog7.com/not-sell/
記事タイトルが、【アフィリエイトで「モノ」が全く売れない理由 5つ】だから、【not-sell】みたいな感じ。
んで、今回の記事のパーマリンクを何にしようかなーと思って、「和尚と山芋」でgoogle翻訳をかけてみたところ・・・
ヤスシって誰やねん・・・
もしかして、【ヤスシ=和尚】みたいなことがあんの!?と思って逆変換してみると・・・
違うんかい・・・
てか、Yasushiの"su"どこ行ったん?
一応、もう1回だけ逆変換しておくか・・・
・・・
よーし、この記事のパーマリンクは、
https://affiliate-blog7.com/yasushi-and-yam/
で決まりやで!!!(ヤケクソ)
※続編出ました。
⇒時給ウン万円の世界。リアル「和尚と山芋」状態になりました。
メルマガ講座では、今まで鳴かず飛ばずだった方たちが結果を出せるようになった「9割の人ができていない"正しいアフィリエイトの取り組み方"」を語ってんで。
成功するために必須のプレゼントも渡してるから、しっかり学んでや。
当ブログで良く読まれている記事一覧はこちら
おはようございます
ランキングから来ました。
私も昔話を昔は見ていましたが結構ためになること多いんですよね~
やはり楽して金儲けはできないんですよね。
ためになる話ありがとうございました。
頑張ります。
英雄故事さんどうも。
>やはり楽して金儲けはできないんですよね。
そっち・・・?
この物語の一番大事なところは、
「それからと言うもの木兵衛は、骨惜しみせず励むようになり、やがて腕の良い植木職人になりましたとさ。」
ここですよ。
またどうぞ。
日本昔ばなし、私も好きで子どもの頃はよく見てました。
大人になって、ビジネスの視点で読むと、いろんな学びがありますね。
純粋な物語として見れないところが、子どもの純粋さとの差を感じてしまいますが…。
yukoさんどうも。
元々、純粋な物語として作られていない作品ばかりですからね。
作り手が”本来伝えたい部分に気づけるようになった”と言うのが正解かと。
実際、DVDのキャッチコピーは「伝えていきたい、日本人の心の原点。」ですから。
またどうぞ。
こんにちは。
ランキングからきました。
木兵衛と仙厓和尚の映像が頭に浮かび、楽しく読むことができました。
そして、アフィリエイトの重要なことも学ぶことができました。
毎日の鍛錬を欠かさずに励んでいこうと思います。
イースさんどうも。
私がお伝えしたかった部分が余すところ無く伝わってるようで何よりです。
またどうぞ。